●水につけこむ。
水につける前にドリルで穴をあけて中味を出すのが一般的のようですが、小さなひょうたんは乾燥しやすいようなので丸まま、また、つるもそのままの形で乾燥できたらと思い、いっしょにつけました。
20日間ほどで表面の薄皮が浮いてきたので、マスクとゴム手袋をして水洗い。悪臭がするとは聞いていましたが、銀杏の皮がさらに腐ったような臭いがします。洗った後も、油断して素手で触ると臭いがつくので要注意です。
臭いが強いとのことで、ビニール袋に入れてつけました。 |
●乾燥
初めの洗い方が甘かったせいか、乾燥2週間後もまだ臭いがするので、再度スポンジでゴシゴシ洗ったらほぼ消えたような気がします。西日があたる場所に干したので日焼けしてしまいました。色白に仕上げるには、陰干しするか何かかぶせて遮光したほうがいいかもしれません。
ざるに入れて乾燥。 |
22個収穫したうち、水につけている間に3つは崩れて、またつるの長い部分はとけてしまいました。ただ、つるからひょうたんまでぶら下がっている柄の部分はとても固く、残りました。取ろうと思えばちょっと押せば取れますが、いい感じなのでいくつかは残しています。
乾燥したひょうたん。5~8㎝。整っていない形がかわいい。 |
●仕上げ
素のままでも十分いいのですが、織物をした時に出る残糸で飾りをつけてみました。巻いてある紐は三つ編みの八本版の八つ編みです。ひょうたんは形のユニークさもありますが、育てていると大変な勢いを感じるので、飾りをつけて厄除けなどお守りにされたりするのもわかる気もします。
よくある水引のような飾りとか、他にもいろいろ作ってみたくなりました。 |