元々はスウェーデンの美術館のキュレーターの方が、かすりや絞りなど日本全国を見て周る「日本の手工芸品を周る旅」をスウェーデンで主宰し、久子さんの家をその周遊箇所の一つに含めたのが始まりです。作品を見ながら刺し子で巾着を作ります。
最初はスウェーデン人にどう映るのだろうと思いましたが、評判が良くこれまで何回か行われています。
自宅前の看板。暖かく風もないいいお天気に恵まれました。 |
刺し子の上着がお出迎え |
最初は初めて見る強烈な個性の作品に不思議そうな表情の人もいますが、だんだんとその良さに魅かれ、バッグや鍋つかみはもちろん、針刺しや久子さん自身の服まで譲って欲しいとお願いされていました。
これまで女性だけでしたが、今回男性の参加者も2名 |
久子さんは何十年も変わらず刺し子を続けています。 物づくりは一つの事を続けることが大切よ、と言われ、重々わかっているのですが情報の溢れる昨今なかなか難しいことですね。
新しい作品の写真はここにはアップしませんが、バッグなどとても素敵で特に西洋人が持つと似合うように思います。生活スタイル含め雑誌などにもしばしば紹介され、時々個展もされています。