8月2日から1週間、函館から札幌まで行ってきました。道南は初めてでしたが本当にいい所です。
■函館
元町のある西部地区と呼ばれる地域は、坂の上に歴史的建造物が残され、眼下に港が見えて、整然としてとてもきれいです。函館がこんなにいい所だったとは予想外でした。
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昭和初期の建物をリノベートしたという「神子島肇建築設計事務所」。この写真ではあまりよく見えないかもしれませんが、坂の途中にあって建物もロケーションもとても素敵。 |
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こちらも昭和初期の建物の「茶房 無垢里」。蔵の前の出窓のような覆いは他でも見られました。 | |
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隅々までとてもきれいにメンテナンスされていて、オーナーの建物に対する愛情が感じられます。 |
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聖ヨハネ教会のすぐ横にある「まるたま小屋」。かわいいロシア料理のカフェです。ダーチャという、ロシア版サマーハウスをイメージして、古い民家をリノベートしたそうです。スウェーデンのサマーハウスもあこがれですが、ロシアのダーチャも見に行ってみたくなりました。 |
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小さなテラス。花もかわいい。 |
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まるたま小屋近くのギャラリー「アトリエfiore」。 |
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トンボ玉の作品展をやっていたようですが、まだ開店前で、残念ながら見る事が出来ませんでした。 |
■大沼
函館から30km程の観光名所、「大沼」。沼の中に小さな島が沢山あり、橋で繋がれていて散策できます。
「ターブル・ドゥ・リバージュ」というレストランがあり、テラスがゆっくり沼の中を動くのです。知らなかったので時間もなく、この時は曇ってきたのでやめましたが、楽しそうで、いつか天気のいい日に乗ってみたい。
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「ターブル・ドゥ・リバージュ」 |
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このテラスが岸から離れて、パラソルの下でランチを食べながら水上を滑るように一周します。船ではなく、いかだのようなテラスという所が優雅でいいですね。ランチよりティータイムのクルーズがよさそう。 |
■ 洞爺湖
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洞爺湖は、丸くて真ん中に三角の島があり、1度は行く価値あります。 |
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観光船で真ん中の島へ行くと、透き通った水に姿を映して、大きな白鳥が1羽だけいました。本来白鳥は夏はシベリアに行ってしまうそうですが、夏の北海道を飛び去りたくない気持ちはわかりますね。 |
■羊蹄山
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羊蹄山は大量の湧水が出るそうで、真狩村の吹き出し口によりました。沢山の人が来ていて、何十個ものポリタンクを持ち込んでいる人もいましたが、駐車場もあり蛇口もたくさん取り付けられているので、待たずに好きなだけ飲むことができます。まるで氷水のように冷たくておいしい。近くに住みたい気分です。 |
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積丹半島のカムイ岬。緑に覆われてアイルランドのよう。
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■支笏湖
支笏湖は観光地としてそれほど知名度がありませんが、ビジターセンターのあたりに、こじんまりしたいい感じのホテルが数軒あって、おしゃれな所でした。 今回は宿泊しませんでしたが、ホテルにはおいしそうなレストランもあり、料金も比較的リーズナブルで、ぜひ泊まりに来たいです。
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支笏湖は、世界の湖の中でも透明度の高さで上位に入るそうで真っ青。外国人が気持ちよさそうに泳いでいましたが、本当は遊泳禁止だそうです。支笏湖も洞爺湖も、地熱が高く、冬でも凍らないとのこと。 |
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目指して来た、ホテルの地元野菜たっぷりランチビュッフェは、何と予約でいっぱいで入れず。 |
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でも、美味しそうな匂いのする、ホテルのグルメバーガーが庭先にありました。 |
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こちらは外でしか食べられないのですが、今日はお天気のせいか大人気。「千歳バーガー」というのを千歳市周辺の提携レストランでやっているそうです。 |
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北海道限定のハスカップの「いろはす」。色合いがきれい。 |
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湖畔の、ビジターセンターの対岸あたりの美笛(ビフィ)という所に、巨木の森があります。ものすごく太くて、高さは30mくらいもある木があり、圧倒されます。ただ、近くのキャンプ場の立ち入りが有料で、このあたりの湖も森もゆっくり見る事が出来ません。 |
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この花は何という花なんでしょう。一輪切ってテーブルに飾りたい。 |
■キリンビール工場のフローズンビール
千歳空港から帰る前に、空港近くのキリンビール工場へよりました。試飲つき工場見学は80分かかるのでできませんでしたが、敷地内に、できたてのフレッシュなビールが飲めるレストランがありました。
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レストランにあった「フローズンビール」。泡が凍っていてシャリシャリします。黒とカシスと普通のと3種類あり、ビールは通常の生で、値段が通常のより少し高いのですが、周りのテーブルの人もフローズンばかり頼んでいました。 |
北海道は、本州の台風をよそに毎日いい天気で、日差しは強いですが湿気がなくとても爽やかでした。ああ、また行きたい!