/* google tag /* google tag end RAND o RUTA ”すべての手作りは美しい”: 織り物と織り機

2017-11-12

織り物と織り機

前のイベントで手織バッグを買っていただいた方から、ホームページからのメッセージで、お友達の分も合わせて計5つの追加オーダーをいただきました。本当に嬉しい限りです。 縫製せずに少し残してあった布から色や形を選んでいただき、制作することができました。

織り物は工程が多く、最初に模様に合わせて織り機をセットしたり、たて糸をかけたりするのにとても手間がかかるため、一度に何メートルものたて糸をセットしてまとめて織ります。そのため、後から必要となった色や幅をこまめに追加することができず、それが難点の1つです。

スウェーデンのメーカーのこの織り機を使っていますが、幅のあるものや複雑な模様も織ることができるものなため、高さ2m、長さは椅子も入れると3m近くあって場所をとります。また1つ1つのパーツが太くて重いです。
その代わり、下にもぐって織り機のセットをするのが比較的楽で、またラグなどの厚手の物も打ち込みながら織ってもびくともせず、しっかりと織ることができます。 

試し織り用の織り機

上の写真は試し織りをするための小さな織り機です。短いたて糸をかけ、色々なよこ糸を入れてみたり、たて糸の間隔を変えてみたりしながら考えます。織物は、足で踏んでたて糸を上げ、手でよこ糸を通すのが一般的ですが、これはすべて手で操作するので、あまり長いものを織るのには向きません。
スウェーデンでは、試織はほとんどせずに初めから大きな織り機で織っていました。世界中あらゆる所にさまざまな織物があり、場所や人によってやり方も道具も千差万別なようです。