/* google tag /* google tag end RAND o RUTA ”すべての手作りは美しい”: 5月 2022

2022-05-11

ミミズコンポスト始めました

人に話すとまず「えー」と言われますが、ミミズ式のコンポストを始めました。

 *今後もblogにはミミズの写真は載せませんので安心して見てください。

農園の小さな区画を借りて3年目になりますが、大量の植物のゴミが出ます。農園内には大きなコンポストがあり、ぬかなどをまぜて発酵を促進させて堆肥を作り、それを利用者が野菜作りに使用できるようになっています。

家でも野菜くずなど結構な生ごみがでるため、以前から気になっていたコンポストについて調べ始めたところ、土壌生物により生ごみを栄養の高い肥料に変えるミミズ式コンポストが一番よさそうに思えてきました。

ミミズに抵抗がある人は多いと思います。私も以前はミミズを見るとキャーと目を背けていて、ミミズ式コンポストの存在を知った時はおぞましく感じていました。ただその後ガーデニングや野菜作りをするうちにミミズは地球にとって豊かな土壌をつくる大切な生き物とわかり、まったく平気になりました。

以下の本は、長年ミミズコンポストの研究をしているアメリカ人のメアリー・アッペルホフという人が書いたもので、始める前にはこれを読むことをお勧めします。


ミミズ式コンポストは自分でも作れるようですが販売されている物もいくつかあり、オーストラリアのキャノワームというのが世界で一番流通しているようです。日本製でも「金子みみずちゃんの家」というのがあって、キャノワームの半額程度で大きさも丁度よかったのでこちらを購入しました。

「金子みみずちゃんの家」

ミミズは日光、振動、暑さ寒さ、に弱いそうなので、一番日の当たらない風通しの良い所に置きました。-3℃~32℃内なら大丈夫のようですが、エアコンの室外機があるので夏はちょっと心配です。重みで箱にひずみが生じて壊れないように、たまたまあった40㎝平方のタイルを下に敷きました。

詳しい説明書もついています

容器は11,000円(税込)でした。中に入れるコンポスト用のミミズは「シマミミズ」という種類で、地面の中にいるのとは違い少し小さめです。容器とは別売りで、この会社でもセットで売っていますが500匹ほど入って5千円程度と結構な値段です。

釣用の活餌も同じシマミミズだそうなので、私は「釣り具のポイント」という釣具店で「ミミズちゃんフレンド」を二箱買ってきました。一箱500円で、紙くずの中に入っているのでよくわかりませんが、ざっと30~40匹で元気よさそうでした。

コンポストは3段あり、一番下の段にミミズの住み家となる詰め物を用意します。容器に付属していたココナッツ繊維に腐葉土、藁、卵の殻を混ぜて入れました。

ミミズは春先から半年ほどで5倍程度に増えるそうで、広さや生ごみの量により適正な数に安定してくるようです。死んだ場合は即座に分解され死骸をみることはまずないそうです。急ぐことでもないので少しの数から始めて様子をみようと思います。

また自治体からのコンポスト設置の助成金は、ミミズ式とは書いていなくてもでる所は多いようです。

2022-05-02

箱根でキジを見ました

 GWに久しぶりに箱根に行きました。朝は快晴でこの時期富士山は雪のバランスもよくとてもきれい。

午後になると少し雲が出てきました。



秩父宮記念公園は、桜の頃と秋がきれいですが、朝は人も少なくてすがすがしい。

コロナが減少してきた連休だけに初めて行ってみた「とらや工房」は買う人だけで行列。どら焼きはあきらめました。


やはり湿生花園は紅葉の秋の方がいいなと思いつつ歩いていると、

なんと!キジが歩いているのを見かけました。
これまで高原や山間部でも見かけたことはなく、仙人でも住んでいるような山奥にしかいないイメージだったので驚きです。ただ、以前も箱根で1羽見たことがあるので、このあたりには結構いるのかもしれません。
しかもあちこちに数羽、雄ばかり。
ニワトリより二回りほど大きく、何事かと思うような大声でケッ、ケッ、と鳴きます。繁殖の季節なので雌へのアピールか、縄張り宣言でしょうか。
このあたりは撃たれることもないので安心して巣作りしてほしいです。
キジはこのように羽を広げながら大きな声で鳴きます

花札と同じ、勇ましい顔ですね

茨木県の知人によると、その辺の畑にもいるとのことでしたが、見たことのない人にとってはこんな大きな鮮やかな野生の鳥がいるのはかなり感動なので、ホエールウォッチングと同じようにもっと宣伝したらよさそうに思います。