/* google tag /* google tag end RAND o RUTA ”すべての手作りは美しい”: 5月 2023

2023-05-29

千葉県のローカル線、小湊鉄道に乗りました

名前だけはi以前から聞いていて行ったことがなかった養老渓谷に行きました。

「滝めぐり」という散策コースで、養老川沿いの平坦な遊歩道2~3㎞を歩きます。紅葉で有名ですが5月も新緑の中、鳥の声が岩に反響して響き渡り人も少なくて気持ちがいいです。


小さな滝がいくつかあり、最後に粟又の滝という幅広の滝があります。雨が少なかったせいか水量はかなり少なめでした。その時々によってかなり水量が違うようで、多い時は遊歩道散策も雨靴が必要なようです。
粟又の滝

その後養老渓谷駅から小湊鉄道というローカル線に乗りました。小湊線は昭和3年頃に開通し、今も当時の駅舎などが使われていて国の有形文化財として登録されているそうです。

前提知識もなくとてもいいという話を聞いて乗ったのですが、本当に素晴らしくお勧めです。

養老渓谷駅

2両編成の小湊鉄道

通常土日祝日は観光用のトロッコ列車というのがあるのですが、故障のため運休中とのことで普通列車の養老渓谷駅から高滝駅までの往復切符を買いました。普通列車も十分面白かったです。

普通列車の車両の中
2両編成で天井には扇風機が回り、狭い渓谷や開通当初のままの古いトンネルや田んぼの中を走って行きます。時々枝が窓に当たったりします。


高滝駅で降りて、高滝神社によって市原湖畔美術館へ行きました。徒歩20分程あり、ちょっと歩くには遠いので美術館でシャトルを運行してほしいです。




高滝神社


市原湖畔美術館

美術館の庭にはBOSSOというおしゃれなピザレストランがあります。コンテナを利用した建物は両面ガラス張りで湖が見えます。


庭でたまたま千葉の作家や食品店が出店する”湖畔のマルシェ”をやっていました。出店数は少ないですが楽しかったです。月に1日やっているようで、場所もいいので近ければ毎月遊びに来たい感じです。
オブジェの横でマルシェ


小湊鉄道にまた30分ほど乗り養老渓谷駅まで戻りました。かわいい駅や景色を見ているとあきることはありません。


いたぶ駅の駅舎

何か子供向けのイベントをやっていたようで河童がいました。
リアルすぎて怖い

小湊鉄道は電車や駅が昔のまま利用されているだけでなく、周辺に幻滅させるような建物などもない調和のとれた景観とともに、昔のほのぼのとした日本を楽しむことができます。

よく菜の花の中を通る写真を見ますが、春はさぞかしきれいだと思います。いすみ鉄道とつながっているので、できれば春に乗って外房まで行ってみたいです。


フェリーの行きかう鋸南町に宿泊しました。
写真には取れませんでしたが左側に富士山が浮かぶように見えます


道の駅の三毛猫

ツバメの巣発見

鱚ヶ浦海水浴場という小さな海岸に寄りました。ゴミがひとつも落ちていなくてきれい。もし地元の人の清掃のおかげならすごく感謝です。


貝殻やシーグラスとともに、なぜか青い模様の陶器のかけらが多い。

千葉県は特に風光明媚な観光地も特徴もない印象で、少し前まであまり旅行に行こうという感じではなかったのですが、昔からの生活を続ける素朴な日本が残り、きれいな海があり、しかも東京や神奈川から近く、とてもいい所だと思い始めました。
これまで興味がなさすぎたせいもありますが、個人的には千葉県急上昇です。


#小湊鉄道 #市原湖畔美術館

2023-05-15

シジュウカラが親不在で巣立ちました。 ギボウシで苔玉作り

シジュウカラの親鳥はせっせと餌を運んでいたのですが半日ほど姿を見せず、翌日外出から帰宅すると雛が外に出て周りの樹や屋根に数羽とまっていました。親の姿は見えず、空腹に耐えかねて出てきたのかという気もします。巣箱を片付けると、残念なことに中で雛が乾燥した状態で4羽死んでいました。

このあたりは住宅街なのでやはり野山より餌となる虫が少なく、多くの雛を育てるのは無理なのでしょうか。昨年、5月半ばから巣作りした際は、卵は4個で無事に巣立って親が餌を与えながら連れ添って飛んでいきました。3月半ばから巣作りをする場合は必ず十個前後の卵を産むようで、環境によって卵の数を調整したりできないのかと思います。

翌日チーチーと鳴く雛を見かけましたが、よたよたと飛ぶ雛だけではとても生きて行けそうになく、可哀そうで見ていられない気分です。

巣箱から出て1羽で近くの枝にいた雛

巣箱を設置すると、いくつかのつがいが競って確保しようとするので、あまり適当な場所がないのかもしれません。1羽でも成長してくれればいいのですが、餌が足りない親の苦しみを考えると巣箱を提供した方がいいのかどうか考えものです。野鳥専門家に聞いてみたい。


軽石と合わせた苔玉作り

昨年フウチソウの苔玉を山野草専門店で買いました。店主によると、苔玉はびちょびちょにするのではなく、軽石の上にのせて石の部分だけを水を浸しておくのがいいとのことで、水瓶の真ん中に植木鉢をさかさまにしてその上に軽石と苔玉を密着させて載せておきました。1年たつと苔が石の方まで伸び、春になるとフウチソウも芽吹いてきていい感じになりました。

冬に枯れて今年も新たに芽吹いたフウチソウ


自然の池のような雰囲気が面白く、今年も同じ園芸店で新たに小型のギボウシを2つ買い、苔玉の作り方をおしえてもらいました。ケト土と赤玉土をまぜて水を加えながら練り固めた中に植物を植え、苔を回りにつけて黒い木綿糸で巻くそうです。

ケト土の代わりに自宅にあったビオトープ用の池沼土と赤玉土と小さな軽石の粒をまぜ、生えていた水苔を貼り付けました。馴染んだ姿となるのが楽しみです。

甲竜岩ギボウシ

マウスイヤーというギボウシ

#ギボウシ #苔玉