シジュウカラの親鳥はせっせと餌を運んでいたのですが半日ほど姿を見せず、翌日外出から帰宅すると雛が外に出て周りの樹や屋根に数羽とまっていました。親の姿は見えず、空腹に耐えかねて出てきたのかという気もします。巣箱を片付けると、残念なことに中で雛が乾燥した状態で4羽死んでいました。
このあたりは住宅街なのでやはり野山より餌となる虫が少なく、多くの雛を育てるのは無理なのでしょうか。昨年、5月半ばから巣作りした際は、卵は4個で無事に巣立って親が餌を与えながら連れ添って飛んでいきました。3月半ばから巣作りをする場合は必ず十個前後の卵を産むようで、環境によって卵の数を調整したりできないのかと思います。
翌日チーチーと鳴く雛を見かけましたが、よたよたと飛ぶ雛だけではとても生きて行けそうになく、可哀そうで見ていられない気分です。
巣箱から出て1羽で近くの枝にいた雛 |
巣箱を設置すると、いくつかのつがいが競って確保しようとするので、あまり適当な場所がないのかもしれません。1羽でも成長してくれればいいのですが、餌が足りない親の苦しみを考えると巣箱を提供した方がいいのかどうか考えものです。野鳥専門家に聞いてみたい。
軽石と合わせた苔玉作り
昨年フウチソウの苔玉を山野草専門店で買いました。店主によると、苔玉はびちょびちょにするのではなく、軽石の上にのせて石の部分だけを水を浸しておくのがいいとのことで、水瓶の真ん中に植木鉢をさかさまにしてその上に軽石と苔玉を密着させて載せておきました。1年たつと苔が石の方まで伸び、春になるとフウチソウも芽吹いてきていい感じになりました。
冬に枯れて今年も新たに芽吹いたフウチソウ |
自然の池のような雰囲気が面白く、今年も同じ園芸店で新たに小型のギボウシを2つ買い、苔玉の作り方をおしえてもらいました。ケト土と赤玉土をまぜて水を加えながら練り固めた中に植物を植え、苔を回りにつけて黒い木綿糸で巻くそうです。
ケト土の代わりに自宅にあったビオトープ用の池沼土と赤玉土と小さな軽石の粒をまぜ、生えていた水苔を貼り付けました。馴染んだ姿となるのが楽しみです。
甲竜岩ギボウシ |
マウスイヤーというギボウシ |
#ギボウシ #苔玉