名前だけはi以前から聞いていて行ったことがなかった養老渓谷に行きました。
「滝めぐり」という散策コースで、養老川沿いの平坦な遊歩道2~3㎞を歩きます。紅葉で有名ですが5月も新緑の中、鳥の声が岩に反響して響き渡り人も少なくて気持ちがいいです。
粟又の滝 |
その後養老渓谷駅から小湊鉄道というローカル線に乗りました。小湊線は昭和3年頃に開通し、今も当時の駅舎などが使われていて国の有形文化財として登録されているそうです。
前提知識もなくとてもいいという話を聞いて乗ったのですが、本当に素晴らしくお勧めです。
養老渓谷駅 |
2両編成の小湊鉄道 |
通常土日祝日は観光用のトロッコ列車というのがあるのですが、故障のため運休中とのことで普通列車の養老渓谷駅から高滝駅までの往復切符を買いました。普通列車も十分面白かったです。
普通列車の車両の中 |
2両編成で天井には扇風機が回り、狭い渓谷や開通当初のままの古いトンネルや田んぼの中を走って行きます。時々枝が窓に当たったりします。
高滝駅で降りて、高滝神社によって市原湖畔美術館へ行きました。徒歩20分程あり、ちょっと歩くには遠いので美術館でシャトルを運行してほしいです。
高滝神社 |
市原湖畔美術館 |
オブジェの横でマルシェ |
小湊鉄道にまた30分ほど乗り養老渓谷駅まで戻りました。かわいい駅や景色を見ているとあきることはありません。
いたぶ駅の駅舎 |
小湊鉄道は電車や駅が昔のまま利用されているだけでなく、周辺に幻滅させるような建物などもない調和のとれた景観とともに、昔のほのぼのとした日本を楽しむことができます。
よく菜の花の中を通る写真を見ますが、春はさぞかしきれいだと思います。いすみ鉄道とつながっているので、できれば春に乗って外房まで行ってみたいです。
千葉県は特に風光明媚な観光地も特徴もない印象で、少し前まであまり旅行に行こうという感じではなかったのですが、昔からの生活を続ける素朴な日本が残り、きれいな海があり、しかも東京や神奈川から近く、とてもいい所だと思い始めました。
これまで興味がなさすぎたせいもありますが、個人的には千葉県急上昇です。
#小湊鉄道 #市原湖畔美術館